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最新更新日
04/29/2004
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プアチーウィット歌手一覧
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ミックスアルバムの紹介
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解説
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SURACHAI氏
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プアチーウィット(生きる為の歌)はタイ社会(時には世界情勢)の現状を鋭い視点に立って現状認識させられる作品。そう!プアチーウィットの中に、もう1つ(現実)のタイが見える。タイ人の魂(ブルース)の叫びが聞こえる。
特にタイ社会の影の部分(政治、経済、自然破壊、貧困、エイズ、日本経済進出…・・)が歌詞となって1歩踏み込んだ作品が多いのが特徴。 勿論タイ人賛歌、故郷賛歌、ラブソングも数多く歌っています。
音楽的には、決まったサウンドがある訳ではなく、フォーク、ロック、民族楽器、欧米ポップなど…ありとあらゆる、手法を使って語りかけています。 1980年代中頃から日本のシンガーソングライター(フォーク系)の人達との交流も盛んに行なわれ、日本各地でコンサート(ライブハウス等)を開いたり、又日本のシンガーソングライターもタイ各地をプアチーウィットの人達に帯同して、コンサートに参加したりしています。アルバムに日本のアーティストが時々参加しているのも特長の1つです。 プアチーウィットの呼び名は、1970年代初頭タイは変革の時代(軍部内の権力闘争)民主化闘争の時代でした。 芸術や文化など従来の既成概念や価値観に捕われず、自由な発想で取り組む運動が学生(73年10月学生革命)を中心に起こり、その運動は生きる為の芸術運動(ART FOR LIFE)と呼ばれ、歌は〔プレーンプアチーウィット〕と以後呼ばれています。 主なアーティストを年代順に少し紹介しますと80年代前半から日本に馴染み深いカラワンやカラワン初期から作品提供しているシンガーソングライターのウィザー・カンタップ、カラワンと共に70年代を戦い貫いたポンテープ等若き次世代の盟友が多数犠牲になりながら不幸中の幸い生き延びた人々。 80年代に入り絶大なる支持を得たカラバオ以降にはコン・ダーンクィアン、ホープ、アマタ、カンタイ、スースー、カンピーとプアチーウィット全盛の時代へ突入して行きます。 90年代に入り政治的な戦略(陰謀)により庶民に政治的関心を極力薄れさせる為プアチーウィットを排除する傾向が取られ以後に徐々に陰が薄れていったのも周知の事実です。 それでもカラワン、カラバオを若い頃聴いた世代のサンティパープ、マリファナなどへと引き継がれて行きますが、90年代後半にはプアチーウィットを全面に押出すアーティストも極端に減っています。 タイ社会の裏側に真実が見え隠れしているので、解り難いのがプアチーウィットの面々でそれでも草の根運動(本来の姿かも)で活動している事を忘れる事は出来ないでしょう。 しかし表舞台に現われる事が極端に少ないので日本に住むプアチーウィットフアンには情報不足は頭の痛い所です。 弱輩ながら独断と偏見で投稿していますがこれからプアチーウィットを聴く人達に少しでもお役に立てれば幸いに存じます。 〜店長より〜 日本ではまだまだ知名度が低いプレーンプアチウィット(生きるための歌)ですが、タイで超有名なカラバオでさえ、タイポップスは聞いていても曲を知っている日本人はほとんどいないのが現状です。このコーナーではプアチーウィットファンで当店会員のSURACHAI氏に依頼し、少しでもプアチーウィットファンが増えてくれればと思い作りました。このジャンルは奥が深く、またCDの入手も非常に困難なため今まで大きく取り上げなかったのですが、ここにきてかつての名作が再販されるようになったのをきっかけにプアチーウィットのおもしろさを少しでも感じて頂ければ幸いです。 |
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下記の商品の数種類は画像をクリックすると直接お買い上げ頂けます。(枠線が太くなっているものです。)なおプアチーウィットアルバムはデータベースに登録していない商品がほとんどですのでお気軽に簡易ご注文フォームよりご注文下さい!なお納期、入荷状況は通常商品より非常にかかる、もしくは入手不可能の場合もございますことをご了承下さい |
CARAVAN(カラワン)
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1974年にスラチャイ・ジャンティマートン(ギター) モンコン・ウットク(タイ三弦楽器ピン) トングラン・タナー(ギター、バイオリン) ウィラサク・スントンシー(ギター)でカラワンを結成 ♪人と水牛は長い歴史を共に過したそれで幸せ〜と始るタイトルナンバーの「コン・カップ・クワーイ(人と水牛)」の作詞者はイサーン(東北部)のコーンケン近くに位置する小さな村の村長さんソムキット・シンソンさんでクーデターではイサーンの小さな村々まで軍隊が押し寄せ銃撃線を繰り広げた。そんな忌わしい記憶と現実を歌った曲でモンコンのソロアルバム(日本録音盤)では日本語でも歌われているヒットナンバーです。「ノック・シー・ルアン(黄色い鳥)」は1973年10月14日学生革命で殺された若者に捧げた歌で自由と平和を齎す伝説の鳥を意味し毎年10月14日に行なわれる追悼集会には必ず歌われています。そして「ジット・プミサク」は1966年タイ愛国戦線の兵士として戦い殺された偉大なる詩人ジット・プミサクに捧げた曲で日本でも書籍等が出版されておりますから興味のある方はお読み下さいジャケット内に日本でのコンサートスナップ写真が数枚ありコンサートタイトルが「父母に送る 平和のためのコンサート」となっています。音源が古いですがそれがある意味リアルに感じます。「貧困に喘ぐ民に捧げる歌」それがカラワンでしょう!
82年民主化闘争に区切り付けバンコクに戻りカラワン再始動 日本からも農業関系や水牛楽団、小室等も招待され これがカラワン来日へと導かれて行きます。 82年のコンサートながら音源状態も良く、会場内の熱気が伝わってきます。
トングラン・タナーの今にも泣き出しそうな音色のスライドギターにスラチャイの淡々と歌う歌い方とモンコンの絶妙なハーモニーが相俟ってカラワン・フォークの原点を垣間見れます。プアチーウィットの代名詞的な存在で若者からお年寄りまで歌い継がれている「キィテゥーン・バーン」又の名を「デゥアン・ペン」が収録されておりコンサートではラストナンバーに持ち入られる「カラワン」も見逃せないです。 初期アルバム名盤中の名盤!
翌年に発売された「タノン・ミッタパープ」ではふっと立ち寄った東京の飲み屋さんの女性に好印象を受けて 「スーちゃん」という曲を作り本人をコンサートに招待して歌っています。 84年に農民グループ(有機農業研究会等)の招きでスラチャイ、モンコンが再来日して秋田から沖縄まで、3ヶ月間掛けて、47回コンサートを開きタイで行なっているコンサート形式を実行する事になりました。 そんな関係で1985年に発売されたこのアルバムには日本をテーマにした作品が多く含まれています。 喜納昌吉〔花〕のカバー曲「ドーク・マイ・ハイクン」はタイでもヒットしましたが以前からこの曲は知っていたらしく喜納昌吉本人にも直接逢っています。又タイでの反核をテーマにした初めて作品「広島」や当時タイ国内での日本製品の氾濫をテーマにした〔MADE IN JAPAN〕など日本人にとっては興味深い作品が多く、初期のアコースティクから徐々にエレクトリック・サウンドへと変り始めようとしている転換期のアルバムを要しています。
リーダーのスラチャイの言葉を借りればエレクトリックカラワンコンサートです。初めて来日して煌びやかな東京のネオンサインや圧倒される高層ビルに異次元を抱いた気持ちを歌った「東京(東京ブルース)」では熱気に溢れ「マリィカーイ」や「ON THE ROAD」では会場と一体になりノリノリで名曲「サンティパープ」も聴き答え十分な作品です。スラチャイ曰く海外で数多くコンサートを行なったが見に来るのはタイ人ばかり。しかし日本でのコンサートには沢山の日本人が見に来るので非常に嬉しく思う。音楽を通して心の触れ合いを大切にしたい。果てしなく続く「一本の水牛道」カラワンはこの道を行く牛車のキャラバン!
ジャケット裏は当時民主記念塔に集結した市民でそれを軍隊が包囲しています 民主記念塔修復義援曲「自由の歌」ではカンピー、ポンテープが競演しています。 数多くの若き魂が失われ、それを礎に今を生きる人々!
コンサートタイトルが「ビック・バイブレーション・フロム・タイランド」日本のフォークシンガー小室等、豊田勇造、友部正人、他とのジャムセッション「キィテゥーン・バーン」「ドーク・マイ・ハイクン」は日本語タイ語で歌われ圧巻です。豊田勇造が日本語で歌う「タイ米ブルース」は94年の国内米不足により臭いまずいと罵られ、公園に大量に捨てられたタイ米輸入の出来事を歌っておりタイ好きの日本人には是非聴いて欲しいところ。豊田勇造はタイ各地をプアチーウィット面々とコンサートを行なっておりタイ語でも歌う珍しいフォーク・シンガーです。タイのライブハウスで偶然豊田勇造に遭遇する機会があるかも知れませんね。
なおCDに記載されている曲順は間違っています。 正しい曲順は 1、あなたに花2、ねぐらのない魚3、我ら民衆4、小さな魚の群が…・ 5、ヒロシマ6、私は花7、君はだれ8、メイド・イン・ジャパン 9、飛翔10、異郷の人11、チャンパーの花12、泣く虎 13、インドシナ14、よかりし日、イサーン15、平和
ギター弾き語りのKHON JOENから幕が開き洗練された大人のジャジーなジャズ演奏をバックに シックに進行されています。バックサポーターとして高橋ユウジ参加。 アメリカ同時多発テロから単を発し世界はどこへ向かっているのでしょうか? 警告の意味を込めて新作STOP THE WARが収録されています。
CD2枚、VCDはインタビュー、リハーサル風景やCD未収録曲等を含め3枚組です。 お決まりのフレーズを弾いて歌うのではなく 各々音色を積み重ねて一つの曲を奏でるのは、カラワンの世界でしょう。 メセージ性と裏腹に音を楽しむ音楽がそこにあるような気がします。 曲を楽しんで楽曲も肯けますね。 友情出演のエット・カラバオが「私は花」「アーノン」を熱唱 同じくカラバオのタニットが「椰子の実」「望郷」で哀愁をおびた クルイ(縦笛)で会場内を包み込み、ベースはスースーのエディが担当しています。 70年代激動の時代をリアルに生きた男達の現在過去未来!
@10月14日学生蜂起(学生革命) 1973年10月長年鬱積していた軍事独裁政権(タノム首相)への腐敗や横暴に抗議し学生を中心に市民が立ち上がり民主化を求め王宮前広場に50万人ともいわれる群集が集結した。軍事独裁政権はそれに対して武力弾圧でのぞみ多数の死者を出す大惨事となったが首相副首相らは国外に逃れて軍事政権は14日に崩壊した。これはその後のタイの民主化の流れを決定付ける事件となった事と「プレーンプアチーウィット」ジャンルの原点でもある。因みにこの時亡くなった(殺された)若者達に捧げた追悼歌がカラワンが歌う「ノック・シールアン(黄色い鳥)」です。 |
PONGTHEP KRADONCHAMNAAN(ポンテープ)
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1952年東北はコラート生まれ。 一時期カラワンのメンバーだった。 発表されたアルバムはライブ盤を含めると、20数枚になる。独特のギターピッキングと説得力のあるスローバラードには定評がある。 話術の素晴らしさや、話し上手でも知られている。 人間味溢れる庶民派ポンテープ! 来日経験あり。
過去の忌わしい、出来事への鎮魂歌、そして未来へ。 ポンテープを初めての人は通常のアルバムをお勧めします。 ライブ盤は語りの部分が多いからです(タイ語が分かれば問題ないですが)
ドラムのリズムとストリングスがポンテープ節に拍車を掛けている。 タイ人の好きなチャチャチャのリズムが心地良い余韻。
お得意のスローバラードは納められていませんが トランペット、サクソフォン、トロンボーンをバックにサヌック(楽しい)音楽に仕上がっています。 酒のつまみに昔話に花を咲すには最適です。つい酒がすすんでしまうでしょう。 旧譜が入手困難の昨今ポンテープフアンは是非入手して欲しいです。 発売元はプアチーウィットの砦、FREEI!
20年以上のキャリアに300作品以上をこの世に送り出したポンテープの30のヒット曲と新たに新作2曲収録されています。 日本人の私でもポンテープ節にはその時代を生きた人々の望郷と心に染みる暖かさが伝わってくるコンサートです。 昔からコンサートでの語り口はタイ国内でも絶賛を浴びるほどで人柄が滲み出ているので1度味わうと止み付きになるかも知れませんね。 庶民派ポンテープ節今だ健在なり! |
PONGSIT KAMPIR(ポンシット・カンピー)
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1987年アルバム「TUNG PUAN」でデビュー! 80年代後半は工業団地の建設やそこで働く人達で都市近郊は出稼ぎや就職で田舎から沢山の人が押し寄せた時です。 そんな人達の都会への憧れ、挫折、田舎を慕う気持ちを、 代弁者のように歌い、心の隙間を埋めて 共鳴を受けたのがカンピーでしょう。 プアチーウィットには珍しく、伸びと張りのある歌唱力が魅力です。人生の儚さ、切なさを切々と歌い上げます。アルバムの発表も10数枚、どのアルバムもハズレがありません。 ギターの師匠はカラワンのスラチャイです。 カラワンのアルバム、コンサートにゲスト出演する事が多いのも、子弟関係からくるのでしょうか。
年を重ねるごとに、サウンドに幅(余裕)が増しています。 もうブルースの領域に達している感じがする。
3人での競演〔KHON THAI PUER PAEN DIN THAI〕は秀作です。 しっくり聴かせる大人の音楽を堪能して下さい。
カンピーワールドを堪能して下さい。
カンピーらしさを損なわないアレンジも最高!! 「NAM TARN KON KAEW」「FON DUEN HOK」など永遠の名曲収録。
変わってしまった全てにノスタルジックには浸ってはいられないけどこのアルバムに以後のカンピーの目指す所は何所なのかを垣間見れます。 当たり前が当たり前と感じなくなった今だからこそ敢えて当たり前(普通の人々)を実感出来ることに和えって浸って欲しいと思っています。 ゲストには師匠スラチャイ(カラワン)ゲーウ・ラーイトーンの作品を加え同年代のルークトゥン歌手スーナリー・ラチャシーマーが花を添えています。 正統派カンピー近年稀に見る入魂の力作! |
KONDAANGWIEN(コンダーンヴィエン)
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1983年にデビュー〔デック・ナムマン〕等をヒットさせた。サウンドは軽快なフォークロック、リーダーでボーカルのシープアンの魅力的歌声(味がある)には定評がある。1991年に解散するが、シープアンは現在も活動中。
1995年の作品ながら2001年2002年とジャケット違いで再販されています。 淡々と率直に歌うシードゥアックには人を引き付ける力がありますね。 特に「ナーン・チィウィット」ではピアノの調べが物哀しさを奏で秀作です。
コンダーンヴィエーンの魅力を濃縮したプアチーウィットフアン必須アルバム!
KONDAANGWIENグループなのに何故かリーダーのシープアンの顔しか 分からなかったが、最近発売されたVCDで他のメンバーの顔も確認出来た。 6人グループだったんですね。謎が解けてホットしました。
19周年記念とは半端な気もするのですがマイペンライです。 「ワーン・ノーン」「ハイ・ター」「クン・ラーン」等収録で正真正銘のベスト盤でしょう。イサーン語の勉強にもなります。 |
MALEEHUANNA(マリーフアナ)
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マイナー旋律を独特の高音で聴かせ、大都会をリリシズムに表現する。 1度マリファナの魅力にはまれば、心の奥深く感動を覚えるでしょう。 ドーク・マイ・プア・チウィット・マリファナ!?
涙・・・涙・・・涙の「デック・ノーイ」 全般にアコーディオンか効果的用いられているのが物悲しさに拍車を掛けている。 これがマリファナの世界なんでしょうね。アルバムジャケットがアートしている。
オーケストラ構成にフルートの調べがイメージを描きたてる余分な部分を削ぎ落とし核心部分で迫り来る音色も持ち味が引き立ちますね。 心を落ち着かせ聴いて欲しいアルバムです。
サウンドエンジニア、ミキシング・ダウンにプアチーウィットには昔から馴染み深いタイ在住ミュージシャン件サウンドプロデューサーの森秀樹氏が携わっているだけに日本をイメージさせるサウンド構成です。 余談ですが森秀樹氏は1990年頃にFOOTPATH(フットパス)という当時タイでは珍しいブルース調のグループのべース、サウンドプロデューサーとして参加していました。今でもフットパスのリーダーイートの作品には必ず参加しています。FOOTPATH MEMORYレーベルのアルバムを見掛けたら幸運かも知れません!
デビューアルバム「BUPPACHON」から「PUAN PE」(2000年作)までの作品が満遍なく組み込まれています。 メンバーが4人から3人そして2人になってしまいましたがMALEEHUANNAの魅力は変わっていません。 「ルーム」曲中ステージ上にバスタブに入った若い女性が怪しいポーズ! バックの影絵も良い雰囲気を醸し出しています。
デビューからメンバー脱退を繰り返しラストアルバムではギター担当でリーダーのトーンチャイ.ラックロンそしてボーカル担当のカタウット・トンタイでマリファナワールドを築き上げていますが、これがラストアルバムと思うと何故か空しさが漂ってくるし重く息苦しい空気さえも漂うのは気の性でしょうか。 今後のソロ活動を期待しています。
マリファナのラストアルバム「ブルー・アイ」でも数曲同じ曲が収録されています。異なったアレンジですので聞き比べて観るのも面白い。カタウット・トンタイのボーカルが弾んで聞こえるのは新たな旅立ちを意味するのでしょうか。。 |
NOO METER(ヌー・ミター)
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心地良い響きの声質と哀愁感漂う詩情はカンピー同様にアコースティック系の好きな人にお勧めです。
ソフトタッチでメロディアンスな曲が多いので心が和みます。 女性には特にお勧めしたいですね。 |
SANTIPHAP(サンティパープ)
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惜しまれながら解散しましたが・・・・・ でもアルバムは次々発売(新作)されるのはマイペンライですよね。 印象深い旋律、濃厚なロックとアコースティクなバランスが絶妙です! 特にMGAから発売されたアルバムは秀作揃い。
ロック色を押さえてアコースティック系の仕上がりになっています。 歌唱力も説得力があり、容姿も中々ですから女性の方にもお勧めできます。
2 in 1 で発売された値段は据え置き(1枚分)の超お買い得CD 「BEST OF SANTIPHAP」はサンティパープ時代のエ・サンティパープの作品群で 「GRUNG CHING TING RAK」がソロで発表された作品です。 グランミー時代やオンパー時代の作品が入手困難な状況でエ・サンティパープの 作品を聴く事が出来る唯一のアルバムではないでしょうか。発売元freeiには感謝。 サンティパープのトレードマークは「暁に羽ばたく黄色い鳥」です。 |
KATON(カトーンorガトーン)
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デビュー盤「SAO LUM WONG」が日本盤も発売され、多少は日本人でも知っているカトーン(詳細は日本盤に記載されてます。入手してない人は、、) 初期の頃はアイドル的な容姿やフリなど違和感を持つが、それに反して痛烈なメッセージで「子供カラワン」と呼ばれていた。 2作目のアルバム「ルーク・サオ・チャオナー」のジャケットは日の丸に1番のハチマキが逆さまに巻いて(故意)いたり、3作目は「ジープン・ユンピー」ユンピーとは日本を蔑視する時に用いられる造語。 まだ一度も再販を確認出来ていない「ルアット・ブアック」では、明かに日本批判の「生の魚、塩漬けの魚」「ヤクザ」など、当時の日本の経済進出(侵略?)の一端が、タイ人の目?から伺えます。
タイトルナンバー「サオ・ラム・ウォン」のヒットで一躍脚光を浴びる。 9人編成で女性が4人とメンバー構成も異色で ヘビーな内容に比べオーイ(女性)のボーカルが不思議な魅力的感じる。 民謡や民族楽器等全ての楽曲にいろいろなアイデアを組み込んで カトーンワールドを形成しており、味わい深い作品に仕上がっています。 日本盤は1996年オルター・ポップから配給されました。
2作目が10編成で女性2人。3作目が9人編成と 次々メンバーが入れ替わるのもカトーンの特長かも知れない。 3作目「ジープン・ユンピー」後にリーダー的存在だったスーが脱退して ZUZU(スースー)を結成する事になる。 「メー・ヤー・ナーン」「サオ・ラム・シン」などは後に スースーでモーラムサウンズに編曲され甦る事になります。 聴き比べるのも楽しみの一つかも知れません。 日本関連では「サムライ・プーク」「ジープン・ユンピー」が収録されています。
ジャケットは3作目「ジープン・ユンピー」の別バージョン 初期アルバムは時々再販やセレクト盤が出ますので欲しい方はお忘れなく! 1980年中旬プアチーウィット大いなる遺産カトーン!
カトーンの活動状況が不明(解散?)なだけに 久し振りにオイの美声を聴く事が出来たのは嬉しい限りです。 2002年8月王宮広場で開催されたIP(海賊盤撲滅)コンサート出演。
聡明且つ天使の歌声は天性の輝きに満ち溢れています。 IPコンサートで歌っていた「母の涙」収録 プアチーウィットに咲いた可憐な華オーイ・カトーン! |
HOPE(ホープ)
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プアチーウイットには数少ない女性ボーカリストを配し、後に夫婦アコースティクデュオへ。 清涼感ある女性ボーカルはプアチーウイットにとって貴重な存在。 このアルバムではあまり使っていないが、ホープサウンド特長の一つ、マンドリンの響きも心地良い。
ナチュラルなアコースティクサンドで収録されています。 女性が歌うプアチーウィット元祖的存在のパンクラウイの透き通った歌声と妖艶沙は20年近くなりますが衰え知らずです。 最近は2人の子供(女性)の成長でホープ・ファミリー名目でのアルバム発表になっています。 |
SUNPONG
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カセットの発売枚数に比べCDの発売枚数は少ないが 地域に密着した活動を続けるSUN! 故郷の豊かな自然や人々の心の暖かさ、 そしてイサーンの置かれている現状を淡々と切実に訴えかけています。 ボランティア的な活動も行なっています。 |
PITAK
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コンサートで歌っていた「KHON JAI DUM」はこのアルバムに収録されています。 あなたはJAI DUMですか?そんな事は無いですよね(笑) アルバムタイトル曲GRATAAI MAAIJUNはルークトゥーン調で心が和みますね。
メロディアンスなギターの響きもグット! |
NUM SAKOL
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ミディアムテンポな曲にキーボートの斜の掛かった感じと ドブロギターを効果的に使用しています。 IP(海賊撲滅)コンサート出演! コンサートでは、アルバムタイトル曲DUEI KWARM TEM JAIを熱唱していました。 今後の活躍を期待したい! |
SOMCHAI YAI
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でも曲は丁寧な作りになっています。心安らぐ爽やか系かな! IPコンサートではアルバム冒頭曲のLE LOM LUANGを熱唱していました。
ジャケットの親指、人指し指、小指を立てたポーズは「アイ・ラブ・ユー」ポーズです。 |
KAEW LAITHONG
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90年代中頃までは活動していたのを思えていますが、久し振りのアルバムです。 ジーンズに不精髭の似合っていた若者も精悍な大人に変身をしたのだとジャケットを見て思った次第です。 ビーチホテルが協賛しているので海を思い浮かべながら聴くも良し。 音程は相変わらず安定しないから聴いているとハラハラドキドキします。 初心者要注意の超上級者向けのアルバム!勇気のある方は是非聴いて下さい。
ベスト盤で久し振りに甦った気がします。 癖のある歌い方には賛否両論かも知れませんがヘビーなサウンドに 強力なバックサポーターに支えられライトーンの魅力を引き出しています。 カンピーとのデュエット曲も含まれているのは見逃せないです。 |
NAGA
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プアチーウィットらしい曲もあるので敢えてここで紹介する事にしました。 ロックボーカリスト最大の魅力である力強くセクシーな歌声が魅力です。 メロディアンスな曲にヘビーなギターが男のハートに火をつける 2枚のアルバム遺産を残し活動停止したのは非常に惜しまれます。 |
CHEM CHEMRAM
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最近のプアチーウィット全般に言える事ですが一つのジャンルに拘る事なく アルバム製作されるので一概にプアチーウィットアルバムと区別出来ない現状です。 そんな折チェムチェムラムをこのコーナーで紹介する事にしました。 これからプアチーウィットを聴く人にはある意味登竜門の感じで チェムチェムラムから聴くのも無難な選択かも知れません。 IPコンサートで歌っていた「フア・チャイ・マックガーイ」収録
タイ人の心の友ルークトゥン名曲カバーもありますがチェムチェムラムの魅力を最大限に引き出した楽曲構成になっているので初めて聴く人にはルークトゥンとは分からないかも知れませんね。 ルークトゥンカバーアルバムならその他にもカンピーの「KAMPIR LUUGTHUNG 1、2」やイート・フライの「NOAG ROAB VOL1、2 」などアーティストそれぞれの個性が発揮されているので聴き比べて見るのもいろいろ参考になると思います。
個人的には詩情的なスローナンバーにもっとも心を顕れる気がします。 全アルバムにいえる事ですが敢えて勝手に苦言を呈するならば 自作のオリジナル作品が少ないのが気になるところです。 |
CADENZA(カデンサー)
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私がタイ在住なら必死に情報をキャッチするのですが残念ながら日本ではグループの詳細が掴めず全く不明です。CDジャケットは冴えない顔をしているけどVCDでは気合いの入った演奏を繰り広げています。CDを聴いた感じでは突起した個性は感じされませんが、ボーカルボンの歌唱力は説得を持っているので聴き応え十分あり名の売れている若手のロックバンドの容姿で選ぶか実力で判断するかの違いだけで他は遜色ないと私はこのカデンサーを聴いて思った次第です。 ♪チャイヨ〜チャイヨ〜サンティパープ〜ジョンジャルーン〜 チャイヨ〜チャイヨ〜ハイラックコーンラアオ〜ナームミタパープ〜ガーオデゥン |
HAMMER
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1980年代からプアチーウィットを聴いている鉄人達にはこのライブを見て聴いて懐かしさ余って涙ボロボロになる事間違い無し!カラワンに続いて息の長いプアチーウィット初期からのグループですが一般の知名度としては低いかも知れません。これから聴く人にはサムチャーのリズムをまだ取り入れない初期カラバオサウンドに近いものをイメージするとマッチするかも知れませんね。ハンマーが特筆するのは他に類をみない4人兄弟バンドと言う事でアコースティックギター、笛、フルート、アコーディオン、マンドリン等の構成で徹底的にナチュラルサウンドを貫き兄弟で築き上げた絆には敬愛します。日々の生活に追われセピア色した懐かしい想い出に浸りたい時さり気無くいつも聴いていた歌の数々そこには紛れもない安らぎの世界がある。私がそんな世界に今浸れる数少ないグループがハンマーです。主な収録曲は「ティーニィー・マイミー・クルー」「クルンテープ」「メー」「クルンテープ・ラートリィー」「チャオナー」「ラック・バーングード」等などカントリーフォークハンマーの四半世紀が黄金色に甦る。入手困難極まりない旧譜はONPA系から発売されています。 |
VISA KANTAP
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デビュー当時からカラワンやハンマーへ曲を提供しており90年代に入りカラワンのスラチャイと競演作でアルバム数枚発表しています。 自身のアルバム数は少ないですが以前グランミーから4枚組が発売されており、そちらが入手出来る事を願っています。 不滅の名作「カンランチャイ」「ビンラー」「コンプーカオ」、日本関連では「桜ラートリィー」が収録されています。 |
RITTIPORN INSAWANG
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トレードマーク黒サングラスの掛けていないジャケットは珍しいかも知れません。 長年の親友カンピーとは「SAHAI」が発売される以前から競演しています。 最近はポップ系のスローバラードで大人の雰囲気を醸し出し余裕が覗えます。 |
LHONG LONGLAI
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人生の儚さ愛の切なさをピアノ、バイオリン、ハーモニカに調べにのりマイナー旋律で淡々と問いかけるスローナンバーに思わずため息が漏れる。 あなたの人生は今昇る朝日それとも沈む夕日でしょうか? 素朴な青年の悩める心の内面を垣間見れる作品群です。 「ROI SU ROI LAAN」は値段据え置きの嬉しい2枚組 1980年中旬に活躍したアマタ(2人組)の協力により軽快なポップ感覚の作品群で「PANG NAMTA」とは対称的な仕上がり具合です。 どちらを好むかは難しい選択かも知れませんね。 |
DAVID
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アルバムコンセプトはファラン(西洋人)が表現するタイのカントリーミュージックになるのでしょうか。 冒頭曲「カントリーラーオ」はアメリカのブルーグラスを彷彿するしバイオリン、アコーディオンそれにカントゥルム(東タイローカルサウンド)で使用されるソーの響が絶妙にマッチして摩訶不思議です。 今まで有りそうで無いイサーンのローカル色を打ち出しており面白い試みかも知れません。 その他の作品も柑橘系の甘酸っぱいメロディーと男性的なとても柔らかい歌声が心地よい余韻を与えてくれます。 雄大かつ朗々と流れる河のようにタイの田園風景が頭に浮かんで気そうな気配すら感じルークトゥンにも通じる世界が見え隠れしています。 |
ARRAK ARPAKARD
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ジャランは北タイを活動拠点に民族色豊でしたがアーラックはコンクリートジャングルバンコクが似合う。 悶々とした無機質な都会に響くナチュラルなアコースティック(弾き語り)は都会人が忘れかている何かを見出せるような気がしてならない。 商業ベースとは無縁だと思うが自我の音楽を追求する精神は日本でいえば70年代初期のフォーク(弾き語り)に通じその手の好きな人はハマルかも知れません。 製作はマリファナやフォークデュオサパーンなどのドリームレコードです。 |
CHA-MA(SHA-MA)
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「KUUN TUNG」(2001年)「KUN KOON CHING THONG」(2002年) 3作品からのベスト盤! ジャケット小船のダンボール箱に収録曲名が書かれている辺りのセンスは面白い 裏ジャケットには子供達がそのダンボール箱を囲み微笑みハイポーズ! |
CHAI SANUWAT
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歌唱力もチェムチェムラムに似た声質でポップ感覚で説得力あり誰にも受け入れられると思う。 容姿に拘る人でなければ(笑)ポップ好きな人にも聴いて欲しいと思います。 |
PONG N PALIEN
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初期カンピーのようなフォーク調を基調とした作品群、プアチィウィットミックス盤にポン・ナ・パリヤンの曲が数多く収録されているのでいぶし銀のアーティストに間違い無いでしょう。 |
SU BOONLAENG
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プアチィウィットに珍しくピアノの弾き語りには定評がある。 カラバオ、ホープ、カラワン等のカバー曲も収録されているがスーらしいアレンジで原曲とは全く違った趣きで積み重ねた年齢の数だけ味わい深い作品。癒し系サウンドの代表格。 |
プアチーウィット歌手一覧
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