かつてバンコクで別の意味で有名なホテルといえば、ジュライホテルやマレーシアホテルがありましたが、BTSが出来てからというもの、BTSの駅からかなり離れているマレーシアホテルの客が減る一方、ナナホテルが集客をかなり伸ばしていて、予約を入れてもなかなか取れないまでのホテルとなっています。この3つのホテルに共通なところといえば娼婦とドラッグという問題がからんでくるわけですが、近年のドラッグ取締強化によって、ほとんどドラッグを扱うバイヤーはいなくなり、ジュライホテルは老朽化も伴い閉鎖されることになるわけです。(もともとかなり老朽化してましたが、、)マレーシアホテルはこれにプラスしてレストランがゲイの憩いのスポットになっていることもあり、その筋の方にはいまでも多少利用されてますが、価格に対するコストパフォーマンスがちょっと低い気がします。私は以前ちょくちょくマレーシアホテルを利用していました。(その通り沿いにある中華屋の餃子が食べたいのとヤンナワに行く機会が多かったという理由もあります)しかしBTSが出来てから一度も泊まってませんね。対するナナホテルですが1070バーツという価格的には貧乏人には敷居が高いが中級ホテルとは口が裂けてもいえない下の上ランクとでも表現すればよいホテルですが、BTSから徒歩圏内なのと、郵便局が近いのと、スクンビット通りが徒歩圏内なのと、なにしろ目の前がナナプラザ(バービヤやゴーゴーバー、ニューハーフバーなどが軒を連ねる3階建てビルエリア)で女の子(まれにニューハーフ)がうじゃうじゃいたり、ちょっと歩けばスクンビット・ソイ0でまったりおばちゃんとビリヤードができたり、朝食がバイキングで食べ放題なのと外装の割に中の部屋はけっこうまともだったりとコストパフォーマンスは決して悪くないかと思います。ただ女の子だけで泊めるのはやめたほうがいいです。宿泊客の殺気だった目線で精神的に疲れます(笑)あとたまに家族連れで泊まったりしてたりしますが、これもできれば避けた方が無難でしょう。家族連れならもっと条件のよいサービスアパートとかが近場にありますので、そちらをお勧めします。また深夜12時を過ぎ、午前2〜3時ごろピークでホテル前周辺に娼婦がどこからでてきたのかというほどうじゃうじゃいます。こちらの女性(一部男性)はID(タイ語でバッ・プラチャーチョンと言います)がなかったり、深刻な病気持ちだったり、店に所属するのが嫌な人(もしくはクビになった人)だったり、まあ実に様々な環境に置かれた方々がぼけ〜と今日の獲物(客)をつかまえようと立っているわけです。そんな風景もあといつまで続くかわかりませんが、バンコクの夜の顔、ナナホテルに興味がでた方は是非どうぞ!私は最近ラチャテウィーのホテルばかり泊まって、ナナはご無沙汰してますがバンコクに行くとかならず一度は行ってます。といってももっぱら1階奥のトイレですが(笑)ちなみにトイレに行きたい場合、交差点にあるセブンイレブン・ガソリンスタンドの裏にもあり便利です。 |