1、プレーンタイサーコン プレーン=歌 タイ=タイ サーコン=国際 ということで国際的タイソング?という意味。 ただ、このサーコンという意味は、西洋という意味あいが強く、 西洋風タイソングという方が正しいです。 すなわち一般的に歌謡曲といわれているものは、すべてここに該当します。 現在のタイ音楽の主流であり、当店が主に販売しているジャンルです。 代表的な歌手を挙げる:トンチャイ(バード)、アッサニーワッサン、LOSO、etcキリがないのでこの辺で 2、プレーンルークトゥン プレーンルークトゥン(田舎者の歌)は1960年代前半ごろから 確立されたジャンルとして存在するようになりました。 かつてばた臭く、力強く歌われたこのジャンルですが 年を追う毎にその傾向は薄れ、タイサーコンに近づきつつあるのが現状。 しかしながら農民とバンコクなどの大都市で働く労働者のための歌であることに変わりはない。 かつてはこれに対してプレーンルーククン(都会っ子の歌)というジャンルも存在しましたが (代表的歌手 ステープウォンカムヘーン) 現在では、そのジャンルを耳にすることはほとんどないです。 近年はまれに見ぬルークトゥンブーム再来となり ルークノックの歌うクンラムヤイ、ベンツの歌うドレミはタイ全土で盛り上がりました。 代表的な歌手:ゴットチャクラポン、アパポーンナコンサワン、ダオマユリー プムプワンドゥワンチャン、ユイヤートヤー、ルークノックスパポーンなど 3、モーラム イサーン地方の代表的音楽で、イサーン地方出身者以外はまず、興味も知識もないジャンルである。 とにかく一言では表現しきれないほどこのジャンルは幅が広い。 ただ最近では、モーラムとルークトゥンが混在したものも増えてきており都市部でも聞かれるケースが増えた。 代表的な歌手:バーンイェンラーケン、 チンタラープンラープ シリポンアンパイポン、ロックサデゥーなど 4、プレーンプアチウィット プレーンプアチウィット(生きるための歌)は1970年代の学生運動の中から生まれました。 当時日本でも反戦、反核を叫びフォークで歌う若者がいたようにタイでも同じように歌う若者が存在してました。 とにかくこのジャンルは、歌詞に大変重要な意味を持つジャンルです。 カラバオの復活により、まだまだこのジャンルも熱狂的ファンが確実にいます。 代表的な歌手:カラバオ、カンピー、カラワンなど 5、民謡、古典、等 その他、カフェー(代表的なカフェーはバンコクのダーラーカフェーなど)で催されるタロック (お笑い芸と歌がミックスしたもの)や演劇が混ざったリケーも一つの音楽ジャンルと言えなくもないです。 ただこのジャンルに関してはよくわからないのが現状。 (特に日本に住んでいて、このジャンルの情報を得るのは至難のわざである) おそらくタイ人でさえも、よほどマニアな人でない限りよくわかってないと思われます。 |