TAI TANAWUT KAEPERK(タイ・タナウット) |
誕生日:1969年8月12日 2000〜2002年 缶コーヒー“バーディー”CM出演 |
所属レーベル:GENIE RECORDS |
タイ・タナウッドは、日々を音楽とともに費やし、人生のほとんどの時間、歌を歌ってきた男だ。彼は“ペチョンラーワン”という名前のバンドを、14歳のとき友人と結成し、出家式、結婚式などの雇われ仕事の舞台で音楽演奏した。フィーバス・パブでバンド・コンテスト最優秀賞と国王陛下杯選手権で第一位の賞を受け取ったこともある。この2つの賞は、彼の音楽性がすばらしいという保証である。 音楽界に入った初期の頃、彼はポリグラム所属アーティストのためにコーラス歌手として働いた。まず、トンチャイ・マッキンタイ、ソップチャイ・クラウユーンセン(FORD)、SMITH&SHANEなどのバックアップ・ミュージックを演奏し、TVドラマ主題歌「バンカート・クラウ」のコーラスを歌った。 それ以外にも、彼はバンドの歌手兼ギタリストで、Imageryパブで毎日、演奏していた。まず、デモ・テープをつくって、自身の歌をGENIE RECORDSレーベルに提供した。デビュー・アルバム『タイ・タナウッド』は、1998年にリリースされた。たちまち、アップテンポで楽しく、ひねた歌詞の楽曲「プラトゥアン(向上する)」は、リスナーに耳につき、チャートを駆け上った。ラジオの多くは、パイロット曲「チャイ・ルーイ(その通り)」やスローで歌詞がぐっとくる「ユート・ユア(延々と伸びる)」や「ヤーク・コー・ローン(歌わせてくれ)」をオン・エアーした。このデビュー・アルバムは多くの成功を得た作品となった。 1999年、彼は、特別アルバム『タイ・ピセット(道半ば)』をリリースした。それは、過去のアルバム中の曲を新しいアレンジで歌ったり、スペシャル・ソングを加えたものだった。このアルバムは、デビュー・アルバムと同様に好評を博した。 2000年、セカンド・(フル・)アルバム『タイ・ジャイ・ペン・ヌン(タイ、心は1つ)』は、今なお、聞き手の心に残る存在感をもつ作品となった。タイ・スタイルの歌詞を用いたラヴ・ソングが収録されている。彼自身の造語である「チャン・ト・ター(私はあなたをテーブルにのせる)」や、ヒット曲「ワン・スック(幸福な日)」などだ。 2003年の末、『ペン・タイ(タイです)』というタイの古語の名前を使ったサード・アルバムは、彼の内面と外面の両方の視点を描き出した作品だ。多くの人がまだ知らない自身の存在感を指し示すために、歌声とギターの音色を通じて、表現した。元気でにぎやかな「ピット・ペーン(計画を間違えた)」、スローで心に溢れるばかりの想いを伝えた「コン・タン・コン(人は人)」、ルークトゥングの魅力を加味したスメット(スメット&ダ・パン)作詞のひねくれた曲「シーイェーク・パーク・マー..」などが公表された。 このアルバムは、腕の良いプロデューサー“ジュトゥロン・エムブット”をむかえ、“タイ”の近くに接して面倒をみてきた。思考からテーマを描き出し、ペン先を通じて、一緒に多くの他の歌を制作した。 |