SILLY FOOLS(シリーフールズ) |
- メンバー - Natapol Puthapawana (トー) :ボーカル Songpol Juprasert (トン):ギター Thevarit Srisuk (ラン):ベース Tortrakul Baingen (トー):ドラムス |
プロフィール |
1997年、タイのHARDCOREファンは、Silly
Foolsという名の新人アーティストの作品を聞く機会にめぐり合った。翌年、彼らは『IQ180』というアルバムをリリースしたのだ。このアルバムは彼らの名前を広くロック界に知らしめることになった。 Silly Foolsは、4人のメンバーで構成されている。すなわち、トー(メインボーカル)、トン(ギター)、ラン(ベース)、そしてトゥーイ(ドラムス)だ。しかし、トゥーイはプログラミングの勉強に興味をもち、脱退をした。そして、代わりのドラマーとなる新しいメンバーは“トー”トラクン・バイグンだ。 休むことなく音楽の仕事を続け、高品質のロック・ソングを提供するために、テーマやアレンジなどの音楽面で向上したSilly Foolsは、セカンド・アルバムをリリースした。このCANDYMANというタイトルのアルバムは、あらゆるものを取り込み、リスナーの気持ちを引き付けた。 Silly Foolsのロックとは、最先端のロック・ソングで、ユニークな個性を持つ。音楽のスタイルまでも、たとえば、奇妙なエレクトリック・ボイスを活用したりする。楽曲にあわせてMIXし、まさにトーのみがもつスタイルだ。彼らの作品は、HARDCORE音楽ファンから絶賛され、り高く評価をされている。 2000年の9月下旬、彼らのサード・アルバム『MINT』がリリースされた。全曲の歌詞は、メイン・ボーカルであるトーの腕前によるものだった。このアルバムは、作品的には、デビュー・アルバムより軽いポップさを強調したロックだったが、ビビッドさをもつコンセプト・アルバムだった。デリケートなアレンジで、アルバムが発売される前から音楽ファンから高い前評判を呼んだ。 2年が経過し、2002年の3月、彼らは4thアルバム『JUICY』をリリースした。前作よりもどっしりとしたロックの存在感をもつ作品だった。そのアルバム中の各楽曲は、楽しさと勇ましさがMIXされたものだった。サウンドは、デビュー・アルバムほどヘビーではなかったが、歌詞の手法には、変化がみられた。かなりヘビーでストレートな単語を多くを使用したものだった。アルバム『JUICY』の名前は、みずみずしさ、そしてそれが、ほとんど爆発しそうなほど、パンパンにぎっしりと詰まってできた作品であるということを意味する。 2004年、ニュー・アルバム『King Size』がリリースされた。サウンドは、より「大きく」なり、すべての楽器が生レコーディングされた。シンセサイザーやエフェクトをことごとく省くことで、よりロック的なサウンドに仕上がった。歌自体は厚みを増し、歌の手法も変化し、新しいコーラスのテクニックを見せた。歌詞のテーマは、けっしてヘヴィーではないが、かなりパワフルで、(タイ語の)書き言葉よりも話言葉を使用することによって書かれている。 |