- PARADOX(パラドックス)-

PARADOX(パラドックス)

PARADOX(パラドックス)  
-メンバー-
Guitar&Vocal:インティポン・ギサダーコン・ナ・アユタッヤー(ター)
1977年2月18日生
Dr:セータポン・ギサダーコン・ナ・アユタッヤー(ジョイ)
1981年7月20日生
Guitar:カジャットパイ・ガーンジョナーパー(ビック)
1976年7月26日
Bass:ジャックラポン・シリリン(ソーン)
1976年2月6日

所属レーベル:Genie Records
プロフィール
PARADOXは、5人の青年が結集したバンドだ。彼らは、素直に音楽を愛する心を持つメンバーで、名前は、「ター」「ジョーイ」「オーフ」「ビック」そして「ソーン」だ。学生時代から一緒に音楽活動をはじめ、多くのオリジナル楽曲制作に取り組んできた。タイ音楽界のインディー期に成功を収めたバンドの1つである。
デビュー・アルバム『SUMMER』をリリースする以前に、彼らは、「ターム・クラーン(真っ只中)」という歌を創作してリリースし、様子を見た。この楽曲は、アルバム『INTRO2000』に収録された。これはGENIE RECORDSレーベルの10組のクリエイティブな新人アーティストをコンパイルするという音楽的アプローチだった。PARADOXは、その中の1つだった。
サード・アルバム『ON THE RAINBOW』においては、多くの種類の変化があった。たとえば、レコーディングはすべて生楽器でおこない、その音楽スタイルは新鮮であるがゆえ、繊細さと複雑さを増し、より美しいものとなった。このアルバム内の楽曲に込められたテーマは、「歌」というコンセプトを強調したものだった。もし、コンセプトが美をテーマに語るものだとしたら、音楽自体も同じように美しいものになるだろう。「ルン(虹)」「タレー・セーン・ワーン(とても甘い海)」あるいは「ピースア・カップ・ドックマイ(ジゴロと花)」のような歌は、風の音や樹葉の吹く音、あるいは砂がぶつかる波の音のSEを利用し、とても自然を感じさせる。
アップテンポの曲の多くはパワーが強調され、生でザラザラのサウンドが使用される。たとえば、「ファイ(火)」という曲、あるいは、「マレーンワン(ハエ)」という曲は、アンダーグラウンド時代の歌である。奇妙なサウンド・エフェクトを使用することにより、新しくアレンジされた。たとえば、お化けの声、ハエの音が寄せ集められ、楽曲の音楽性に鮮やかな違いを与えた。パワフルに歌い、彼らの過去のアルバムよりもアイロニックなものとなった。
4枚目の新作『Free Style』は、彼らが「強制する姿勢を持たない音楽」と定義する作品だ。つまり、彼ら自身にぴったりとはまる嗜好だ。歌のスタイルとコンセプトの両方とも、あなたは予測することができないだろう。たとえば、「タート(奴隷)」は、スローな曲だと予測させる十分なイントロがある。しかし、それは、アップテンポの歌であなたを踊りださせる。あるいは、「ブアン・ファイ(火縄)」は、エレクトロニック・サウンドを挿入しフィットさせている。このアルバム内のアップテンポの楽曲は、心を刺激して、ファンが心ゆくまで飛び跳ねることができるよう、最高のダンス・ナンバーとして本領を発揮している。
2003年、MORE MUSIC、GENIE RECORDSそして UP^Gの3つのロック・レーベルが手を取り合い、特別アルバム『Little Rock Project』を制作した。Clash,ABnormal, Paradox, I-zax, Ultra Chuadz, ZealそしてGalaという新しい7組のロック・バンドの作品のみを収録した。彼らは、「拳を振り上げる」ロック「マイクロ」の伝承をリバイバルし、25曲のヒット曲を、それぞれのバンドごとのスタイルで新しくアレンジして歌った。

PARADOX(パラドックス)




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