- INCA(インカ)-

INCA

INCA(インカ)  
- メンバー -
サクダー・パッタシマー(ダー) (G)
ロンポップ・オンクラート(トゥイ)(G)
ウォンウィット・ピックントーン(ボーイ)(KEY)
ジャルワット・ウィセットソムバット(オーム) (G&V)
ボン・シンルカ(オー) (DR)
ピティ・ドゥアンピクン(ポップ)(B)
プロフィール
“インカ”は、かつて多くの人に、絶賛されたバンドだ。音楽を愛する髪の長い男性によって結成された。カントリー・ロックを自身のスタイルとして音楽制作をした。メンバーそれぞれが、ことごとく、音楽性の上でキャリアを持っていた。
バンドは、1990年に結成された。6人の男性メンバーは、すなわち、サクダー・パッタシマー(ダー)、ロンポップ・オンクラート(トゥイ)、ウォンウィット・ピックントーン(ボーイ)、ジャルワット・ウィセットソムバット(オーム)、ボン・シンルカ(オー)、そしてピティ・ドゥアンピクン(ポップ)だ。“インカ”の名の元に音楽制作をするために結集した。そして、そのバンド名の意味は、高い文明を持っていた赤いインディアンの血筋の人々ということだ。
 インカは、プロデューサー、“オム”チャトリー・コンスワンの面倒のもとで結成され、質の高い歌で、リスナーの知るバンドとなった。彼らのデビュー・アルバムのタイトルは、『インカ・コン・ラー・フ
ァン(夢を狩る人)』で、1990年に発表され、大きな成功を収めた。彼らの名声を高めた歌は、「イン・クライ・イン・チェップ(より近くでより痛い)」「マーク・ゲム・ニー(この大きなゲーム)」「ロップ・パイ・ハイ・ポン」そしてその他多くの歌だ。
それから2年、“インカ”は、セカンド・アルバム『ターム・ロイ・タワン(太陽の痕跡を従えて)』を発売した。今回は、インカはメンバー3人だけのバンドとなった。すなわち、サクダー・パッタシマー(ダー)、ウォンウィット・ピックントーン(ボーイ)、ロンポップ・オンクラート(トゥイ)だ。さらに、ソムチャイ・カムルートクンがプロデューサーで、このアルバムの曲でも、成功を収め、リスナーから絶賛された。しかし、インカは、それから作品をリリースしなかった。インカのメンバーは、それぞれ別に活動し、円熟した自身のパートでの仕事をした。
 インカは2枚しかアルバムをリリースしていないにもかかわらず、しかも2枚のアルバムともメンバーが同じではない。しかし、インカの名の元、今なお成功したバンドとして記録されている。そして、多くのリスナーの印象に残っている。その時代のタイの音楽業界において、8年ほど前につくった彼らの多くの歌は、思い起こされ、多くの人の心に残る。現在、インカのメンバーは、ほとんど全員まだ働いている。そして、フロントとバックアップの両方の立場で音楽業界の中心を歩んでいる。それは、彼らの全員が、音楽のために生まれた人間ばかりだからだ。





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