AU HARUTHAI MUANGBUNSREE(ウーハルタイ ムアンブンシー) |
誕生日:1974年8月8日 星座:蟹座 好きなスポーツ:水泳、バスケットボール 好きなアーティスト:アッサニー・ワッサン、RED HOT CHILIPAPERS、MADONNA |
所属レーベル:GRAMMY GRAND |
1997年中旬、”PAPER JAM”というバンドが、デビュー・アルバムを発売した。ウー・ハルタイは、そのバンドのボーカリストとして登場した。深く熟した声質は、パワーがあり、健常さを隠しもっていた。それはこの女性の個性となっていた。1999年の暮れまで、ウー・ハルタイは、歌を歌うことからさまざまな経験を得て、彼女自身のソロ・アルバムがリリースされた。『BY HEART』というタイトルのこのアルバムは、タイ語では、「心から」と容易に翻訳することができる。音楽用語で「BY HEART」という単語は、普通で意味で用いられない。IMPROVISEという意味である。すなわち、音楽の方法論で、飽きさせないために、プレイ中しょっちゅう、体で感じるままに音を出す、ということだ。彼女のヘビーで力強く、エネルギッシュな歌声は、コード進行に沿って、あとは自由に歌う。サウンドは、彼女の声とよくマッチしていて、なお、ロックほどマッチするものはない。このアルバムの作品そのものがロックなのである。そして聞き手を険しくするロック・ミュージックの生臭さを軽減するために最新のサウンドがMIXされた。 2002年の初頭、ウーは、アーティスト仲間6人と『SEVEN』というグループを結成し、同名のアルバムをリリースする。「クワーム・ラック・タン・チェッ(7つの愛情)」では、各7人の女性シンガーの愛情の観点を見せた。ウー自身、「ケー・ラップ・ター(瞳を閉じるだけ)」「チャン・マイ・ペン・ライ」(ニコル・テリオとのデュエット)のようにアルバム内の秀逸な楽曲もある。また、2001年の初頭には、「SEVEN LIVE IN BANGKOK」というコンサートも開催され、多くのファンの関心を一点に集めた。 SEVENプロジェクトが終了し、2001年4月には、セカンド・ソロ・アルバム『THE VOICE』をリリース。このアルバムの楽曲は、ヘビーな歌声を強調し、男性的なロック・サウンドに仕上がった。しかし、女性的な美しいメロディーも隠しもつ。LISTENING ROCKと名づけられた音楽は、各楽曲ごとに歌唱方法が異なり、彼女のプロとしての腕を声質的にもうまく表現したものだ。 2002年、彼女の能力は、最優秀女性ソロ・ボーカリストのSEASON MUSIC AWARDSの受賞という確証を得た。 2003年、スペシャル・アルバム『amp+au』をリリース。再度、エーム・サウワラックとの質の高い2人の歌手の共作は、ウーに歌を歌う使命をもたらした。さらに、アイデンティティあるパワフルな声を見せることができた。明確に音楽を計算したSOUND MIXをして、NEW AGE、PROGRESSIVE、クラシックの要素をうまく混ぜ合わせたROCKサウンドに仕上げた。 |